東京都に4度目の緊急時事態宣言が発出されました。7月12日から8月12日までの間である。 菅内閣は、この2年間、コロナ対策で感染症を抑え込み観客をいれて、オリンピック開催を目論んできたが無駄な時間を費やしただけである。なんのために中途半端な対策を取ってきて経済を空回りさせてきたのかわからない。 オリンピック開催オンリーで進めてきた努力?はあわ(バブル)と消え、菅内閣の命取りになる結果になりそうである。自民党政府内にも次期の絵図が書かれていると報道されている。 昨日に引き続き、今日は精華町議会がリモートで「全国地方議会サミット2021」に参加した2日目であった。すべての実践による各議会などの報告は議会改革の手本となり非常によかった。 今日は特に最後に講演された、早稲田大学大学院政治学研究科教授、片山善博氏のコロナ対策の分析が印象に残った。 コロナ感染症に対する政府のやってきたこと、例えば、ワクチンが65歳以上の終了が見えてきたことから、幅広く体制を築くために、大学や医学部を持っているところはスムーズに体制が組まれ、医学部がないところは医療機関医依頼した。 また、企業などにも、やれやれとはっぱをかけ、中小企業などは対象の1000人規模にならないので協力し合い苦労して体制ができたとたんにワクチンがないと言われ中止や延期になった。と無策ぶりを披露された。 誰もが緊急事態宣言を発令しても国民は従う気が薄れ、国を信用しないのではないかと私は思う。 国民は信頼を失っている、一度失った信頼回復は大変な努力と時間が必要である。