精華町の文化活動が活発でないのは、なぜ?と住民の方に聞かれた。そこで、元年度決算資料を広げ、精華町が施策としての文化活動をどうとらえているか、改めて調べてみた。 方針・目標等の欄に、「活発な文化活動が行える文化振興施策の展開と文化活動が盛んに行われている。」と。 実施内容には、「精華町の文化協会との連携、文化芸術活動による各種公共施設の活用、青少年育成の推進、生涯学習機会の充実」と記述されている。 指標の設定として、「〇精華町子ども祭り参加者数、精華町まなび体験教室参加者数、〇文化協会加盟サークル数、文化フェスティバル参加者数」とし、それぞれの目標とする数値が並んでいる。成果と課題などにはその目標数値に関する評価をしている。 精華町の文化活動が活発でないのは、なぜ?と言われた人は、文化活動をもっともっと広い視覚でとらえ「文化」に対する思い入れが非常に強く持たれていて、精華町の文化活動の捉え方の角度が小さいと言いたかったのではないのかと思ったのである。 そこで、「文化活動とは」を調べてみると、文部科学省のHPには、「国民が直接参加する文化活動は、音楽、美術、演劇、文学、民謡・民舞、吟詠、茶道、煎(せん)茶道、華道、香道、フラワー・デザイン、盆栽、囲碁、将棋、コントラクトブリッジ、菊作り、錦鯉(ごい)の飼育、食生活文化、服飾文化等の広範な分野にわたり、それぞれ、多くはここ二十年の間に設立された文化庁所管の公益法人を中心として普及が図られ、多様な文化活動が展開されている。」と記述されている。 また、総括的に文化活動とは一般的に、ボランティア活動や習い事、文化的な趣味などを指す。と言われている。 精華町の文化協会を中心とする展開は、どう考えればいいのだろうか。文化協会の属する各種団体などは精華町の文化活動を支え発展させていただいていることは十分理解しているが、 施策とそれを展開する事業などもっと広範囲な文化活動の捉え方があるのではないのかと思える。 次回(5月16日投票)の選挙に当選し、もっと研究し議会の場で、町の考え方を問いたいと思います。 ご支援をよろしくお願いします。