約3週間も早い梅雨入り宣言が出され、早くも九州地方に大雨の予報が出ている。この時のために、被災した地方では、万全の防災対策を取っていると思う。 精華町でも、明治、大正、昭和、平成の各時代に規模の大きさに違いはあるが木津川の反乱や局地的豪雨による浸水被害にあっている。 精華町では、木津川沿いの水害を想定して、住民避難を浸水被害想定地域からそれ以外の地域の集会所などの公共施設へ避難するマニュアルを策定している。基本的な構想については、一般質問で問いただしてきたところである。その後どこまで進んだのかを次の機会に再度質問をしたいと考えている。 精華町では、「精華町は大丈夫」と意識から、災害に対する危機管理レベルが低いように感じる。そのためにと思われるが、危機管理意識の高い防衛省自衛官の退職者(幹部クラス)を危機管理の専門家として町の総務課の危機管理セクションに部長クラスで配置している。 水害想定地域住民の避難所(集会所など)の特定する作業を進め、一日も早く、その場所への実質的な訓練を実施することの必要性を痛感するものである。コロナ渦のなかではあるが、災害は待ったなしである。 被害を最小に抑えるために、住民の命とくらしを守るために。 先進国である?日本がコロナ対策の切り札のワクチン確保に苦労しているのは、なんでも外国頼みで国となっている状況があり、あらゆる(医療体制含む)の努力をして来なかった結果と考えられている。私もそう考える一人である。 国の普段の努力がいざの時に役立つように、外国頼みから国の在り方を見直す時である。