ダイヤモンドプリンス号の新型コロナウイルスから始まった
平成2年1月20日に横浜港を出港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で,香港で下船した男性が新型コロナウイルス感染症の発症が判明し、厚生労働省が報告を受けた。2月3日に横浜港で検疫を実施した。発熱など症状のあるものと、 その同室者に対し検査を実施、結果 31人中10人の発症が確認された。
船員乗客数計3,713人が乗船していた。その後、次々とコロナに罹られ、4月には、712人が確認され, 14人のかたが亡くなられた。 その時の対応にあたった検疫関係者や医師らの9人の感染が確認されている。
未知のウイルスによる「新型コロナ感染症」が日本国民の前に具体的に表れた現象で、TVにくぎ付けになり、このままどうなるのだろかと今後を全国民が心配した。ここから、大きな、大きな渦(うず)に巻き込まれる始まりであった。この時も、日本政府の対応のまずさが取りざたされていた。水際作戦が出来ていなかったと。
海外ではすでに中国武漢でコロナが最悪の状況で世界中に拡大していく時期であった。
ここからコロナの「渦紋」に巻き込まれ日常生活の変容を迫られ、経済的困窮を招き、今まで誰もが経験したことの無い、禍(わざわい)の世界へと否応なしに巻き込まれ、先の見えない真っ暗な闇のトンネルのなかから出られない 昨日、今日の状況である。
真っ暗闇のトンネルの先の当面の光は、罹った場合は、きちんと治療してもらえるように病院の医療の体制を整えてもらうことと、休業補償をはじめコロナで生活の維持が困難になっている生活支援(すぐに支援が届くことが必要)の充実と継続である。生活の安全・安心の確保である。
真っ暗闇のトンネルを抜け出すための光は、コロナワクチンの一日も早い接種である。精華町でも接種スケージュールが引かれているが、計画通りに進むように、場所や接種手順や接種に関わっていただく医療関係者の確保と体制整備に全力を挙げていただきたい。
国会議員に「一言」言いたい、現在のコロナ禍の状況は、与党も野党もない、とれる対策のベストを国会議員全員が一丸となって「国民のために」力を出してもらいたい。
コロナの「過ぎ去る」日が、一日も早く来ることを祈るばかりである。