10年前と同じ日に同じ時間帯に 10年前の民生環境常任委員会開催中に東日本大震災が発生し精華町庁舎6F議会委員会室で議案審査中に揺れを感じました。 一時委員会を中断して情報収集に努めたこと、その結果大惨事が起こっている状況のすごさを認識しました。 今、昨日の出来事のように当時マスコミ報道された、震災後の東日本の様子が脳裏をよぎり改めて地震の恐ろしさを感じました。また、追悼番組の数々でまだまだ復興が道半ばであることと被災された方々のあらゆることに関してご苦労が続いていることを知らされ、国の責任の重大さを深く感じました。 委員会では、地震発生時間の14時46分に、委員長の呼びかけで、出席者全員で1分間の黙とうをささげました。 さて、委員会では、付託された議案4件と行政報告で3事業の説明がありました。 委員会での山本せいごの感じたポイントは次の通りです。 議案13号 3年4月から5年3月末まで(8期分)の介護保険料を現行のままで据え置くとともに、特定された収入のみに適用される控除額のうち10万円を差し引き、その分を基礎控除額に10万円プラスするもの。 7期分(H30~R2年度)の余った保険料(繰越余剰金)を8期分の保険料に生かし保険料を下げるべきとの質問があり高齢者の割合の増加が見込まれ安定的な介護保険給付でサービス維持をするために繰越金を維持する内容の答弁がありました。 「委員の多数が賛成で委員会可決」 議案14号 居宅介護支援事業所に義務づけられている、管理者は主任資格(主任ケアマネ)が必要であるが、その適用を、確保が著しく困難であるなど、やむを得ない理由がある場合は主任資格がないものに取り扱わせることが可能となるもの。 人材確保が難しいことに対して、主任ケアマネの講習時間の確保や資格更新に行政が支援する体制を構築するなどの意見が出ました。 「全委員が賛成で委員会可決」 議案15号 児童遊園の地番の訂正3件と、2件の地元から町への児童遊園に変更されたもの。 「全委員が賛成で委員会可決」 議案19号 現行定義されている新型コロナウイルス感染症を、中国から世界保健機構に報告された、人に伝染する現在流行中の新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属)によるものとし、国保の傷病手当金支給や国保税及び介護保険料の減免申請期間の特例を設ける条例を改正するもの。 「全委員が賛成で委員会可決」 議案質疑の後 行政から3事業の説明がありました。 事業の2件は、パブリックコメント募集で、第6期障がい者・第2期障がい児の福祉計画案に関しては、事前に関係者などからアンケート調査の実施でコメントはゼロ件、第2次環境基本計画案に関しては、一人の方かr4件の意見が寄せられ町の考え方を示したとの報告がありました。 意見の4件は、①イベントなどで、環境に対する特設コーナーの設置、②華創でごみの捨てかた・生ごみの減らし方のレクチャーの掲載、③ポイ捨てに対して啓発看板の設置、④コンポストセンターと給水所の設置の意見がありました。 3件目は、 精華町国民健康保険病院の指定管理者(医療法人医仁会)と成果町の今後10年間の「基本協定」とそれに伴い毎年協議締結する「年度協定」と毎年報告を受ける事業報告・業務状況報告の内容等を決める「基準書」の説明がありました。 委員から内容について疑問点などが指摘されそれを受けて内容を精査して行く旨の答弁がありました。 特に今回は、地域医療に貢献するとのことで事業計画が出され在宅医療の推進が盛り込まれ他ことに対する質疑がありました。 私は、JR近鉄線からの東側の地域の在宅医療体制が現段階から将来にわたり不安があるので、そのため医仁会に対して「十分な医療体制を組むこと」を求めることを行政へ具申しました。
3月議会委員会負託審議始まる。 今日は総務教育常任委員会が開催されました。 議案12号 監査委員(代表)の報酬の額を現行30万円から70万円に増額するもの。2年前の談合事件で設置された第3者委員会から、事件発生の背景として、監査委員の事務局体制の脆弱さ(特に職員数と監査の専門の能力)が指摘され、監査委員の増員、監査専門委員制度の導入、事務局職員の定数増など、監査の能力の向上の必要性を指摘されていたことに関して、専門性を発揮してもらうための提案。 稼働日数は、近隣自治体との比較は、の質問があり、稼働は年間30日程度で実時間130~140時間までであり、京都府下の報酬が一覧表で示され、市の平均が約137万円、町村は、平均が約28万円(最高54万円(与謝野)最低13万円(和束))でした。ちなみに精華町の議会選出の監査委員の議員は21万円です。 「全委員が賛成で委員会可決」 議案16号 社会教育指導員設置とその報酬条例を廃止するものですが、社会教育指導員の業務(社会教育振興をはかりその指導に当たる)がなくなるのではなく、任用職員がその業務を担当するために、設置と報酬の条例が必要がなくなったことにより条例を廃止。 「全委員が賛成で委員会可決」 議案17号 12号議案と同じく2年前の談合事件で設置された第3者委員会からの、倫理・職員のコンプライアンス条例制定とそれを職員が常に意識するために宣誓書名を求めたもので、条例は制定せずに、町民に対してコンプライアンス宣言するものを職員に求めたものです。8日の本会議で多くの質疑があり委員会では少ないやり取りがありました。 「全委員が賛成で委員会可決」 議案質疑の後行政から2事業の説明がありました。 1点目は、町の防災計画の改定で、町防災会議が、会長は町長、委 員30人で構成された町防災会議が開催された。その中で京都大学防災研究所の教授から、避難環境に課題があると指摘され、実態調査の上、改善するとのことと、町の防災計画は、会議で了承されたことが報告された。 2点目は、中学校給食が実施される「防災食育センター」の建築基準法に基づく建築許可の申請が受理されその関係事務手続きが完了し公聴会が開催されました。施設環境・交通安全に対する声があったが、府の建設審査会からゴウサインが出ていよいよ建設に着手する報告がありました。
国税局のホームページから税金の申告をしました。 精華町の交流ホールでは「3月15日までに申告を」とのことですが、宇治税務署の受付はコロナの関係で4月15日まで延長しています。 私は、昨年宇治税務署に個人的な要件で納税に訪れたときに、納税事務がすべてEタックスでできるように、識別番号とそれに伴う暗証番号の登録を済ませ、今年の申告はすべてそれで行いました。ホームページでも手続きができるようで非常に便利です。 税金の使い道が議会で審議されます。 精華町議会では3月会議が始まっていますが、予算委員会が来週の一週間いっぱい審議されます。2年度からコロナの関係で税収が落ち込むことが予想されますが、町税で1億7083万5千円(対前年2.9%)の減収となっています。 一般会計と特別会計合わせて259億6917万円となっています。町債(単純に借金)は、16億3240万円で(対前年18.9%)の増加となっています。 町民の皆さまから収めていただいた貴重な税金を、有効に使えるように、精華町の3年度予算を慎重に審議したいと思います。予算委員会の様子は、委員会室の直接傍聴かインターネット中継でもご覧いただけます。議会ホームページからご覧ください。