3年度第1回臨時会が本日15日から19日にかけて開催されます。本日は議案説明質疑、委員会審議がありました。 新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金(3次交付分)が活用され、1億2944万3千円が9事業の支援に計上され、その内、2年度からの継続事業をも含め提案されました。① 医療機関と社会福祉施設へは、コロナ対策費の負担軽減を目的に、定員50名以上の入所施設に30万円、その他は10万円の助成がされます。 病院が2カ所に30万円、診療所と歯科医と薬局で66カ所に10万円。高齢者施設が入所系2カ所に30万円、通所・訪問系など21カ所に10万円、障がい者施設17カ所と家庭ごみ収集業者4カ所に10万円がそれぞれ助成されます。② コロナ禍で生まれ、精華町に住民基本台帳に届けられた赤ちゃんに対して出産お祝いとして10万円の出産・子育て支援として給付されます。 ③ コロナに影響されている105飲食店舗などに、10万円の給付金が支払われます。④ 中小事業等に国の「事業再構築補助金」を受けた町内事業者(商工会員369,学研立地企業40,学研プラザラボ棟入所企業70)の事業者にそれぞれ30万円が給付されます。⑤ 府の融資制度を活用し事業を継続する、またポストコロナ社会に対応するなどで国や府のコロナ感染症対策補助金を受けた、中小6事業所に各20万円と33の個人事業者にそれぞれ10万円を事業応援資金として給付する。また、再出発支援として50事業所(中小と個人)に15中小企業所に最大15万円、35個人事業所に最大10万円の給付されます。 ⑥ 公共交通事業者に対して、町内運行バス会社2社(9路線に1路線25万円上限200万円)、タクシー事業者1社に100万円が支援されます。⑦ イチゴ観光農園2か所の入場者に対する500円の入場料補助の予算計上予定がコロナ第4波のため集客誘導は施策として好ましくないとのことで、計上額500万円を観光農園のコロナ禍での維持と将来的発展に向けどのように予算執行するか2業者と詳細を調整中とのことです。⑧ ICT環境整備で感染症拡大防止対策を図るために、かしのき苑、公営保育所、保健センター、華工房の公共施設にLANの設置と 公設民営化保育施設にWiFi構築をする補助として総額2920万円の予算を計上しています。⑨ 公共施設の感染症拡大防止のための衛生用品購入とサーマルカメラなどの備品購入、乳幼児用品の貸し出しや業者への返納の配送費の町が負担、保育所、放課後児童クラブの空気清浄機付き空調機・センサー水洗の改修などの経費 合計2478万円を計上しています。 各事業に関して本会議議案質疑を経て予算委員会質疑が行われ委員会での採決は「全委員賛成」で可決されました。 19日の本会議場で審議結果の委員長報告がされた後に、全議員による採決(全議員賛成で可決される見込み)が行われ、予算が執行されます。 以上本日の議会の内容報告です。
選挙公約って選挙の時だけ?
私は、町会議員に初挑戦以来、心のかよう福祉と街づくりをキャッチフレーズとして、「住民目線で是々非々」をモットーに3期を務めてきました。4年前の選挙では、「住民ファースト」で全力投球を掲げしてきました。引き続き初心を忘れずに、住民サイドの目線から頑張って取り組んで行きたいと考えています。 委員会や本議会を通じて、その精神で町長提出議案や国への意見書などの可否の判断をしてきました。 また、一番大切な公約を実現するために、議案などの審議は、公約からそれることの無い様に、その線に沿って可否を判断してきました。 議員は、選挙で投票していただいた住民の皆さまが、大切な一票を投じるときは、「公約を実現してもらいたい、一歩でもそこに近づけてほしい」と願いが込められていることを、常に意識して議員活動、行動することを求められている。と思い、それぞれの評価はあることを自覚していますが、私は12年間自分なりに頑張ってきたつもりです。 改選時は、私の活動が「良し」として、再び一票を投じていただけるのかが、4年間の集大成と考えています。 私は、今まで通り、公約に沿って、明日、開かれる議会の議案に対しても住民ファーストの精神を失わず引き続き頑張って議案の審議をしていきます。 私の公約とは、住民の皆さまにお示しした、議員活動の指針です。また、投票してくださったみな様との大切な約束ごとと考え、今後も実現に向け全力投球してまいります。 更なるご支援をよろしくお願いします。
当選回数が多い議員が新人議員より議会に関する知識が多いのは認めるが、新人議員で有っても、有権者の負託されて当選を果たしている。議員の人格、人として人権は同等、同格であると思う。新しい議員は、研鑽に励み議会人として知識をつけ当選回数格差をなくす努力が必要である。しかし立派な議会議員がなぜ? 内閣府が地方議員のハラスメントの実態を調査し発表している。全国1144地方議会101,00人に調査(回答男性3、243人女性2,164人)※数値は新聞報道から引用 〇 何らかのハラスメントを受けた 女性議員は、57.6% 男性議員は、32.5% 〇 性的・暴力的な言葉を受けた 女性議員は、26.8% 男性議員は、 8.1% 〇 性別に基づく侮辱的な態度や発言受けた 女性議員は、23.9% 男性議員は、 0.7% 〇 SNSやメールでの中傷、嫌がらせ受けた 女性議員は、22.9% 男性議員は、15.7% の数値に表れていることは、男尊女卑の思想が日本の議会に根強く現存すると言う事と、古い体質の当選回数による先輩後輩の関係がうかがえる。 男女格差が歴然としている数値は、日本は男女格差報告の政治参画分野で、世界の157ヵ国中、147位と低い位置にあることでもわかる。 それは、私も議員になって3期12年を経て、5月16日投票の選挙に望もうとしているが、この間セクハラやパワハラなどのハラスメントに関する研修など一度もなかったからである。会社に勤務しているときに、ハラスメントの研修を何回も受けていたからよく内容が理解できる。 議員間において、考え方の違いでパワハラを受ける場合もあり得る。議会は、国会をはじめとして、数の力でなんでも通る世界である。今の現実の国会をはじめ地方の議会も同じことがいえる。正論(大多数の国民や住民の意見)が通らずに進められ、利権や特権者による政治がまかり通っている。 有権者(国民)は、選ぶ権利を持っている、真に国民のサイドに立って政治をする議員を選ぼう。 5月16日は、わが町の議会議員の選挙投票が行われる。町民のためを思って活動、行動してくれる議員を選ぼう。
精華町鉄道駅バリアーフリー基本構想による近鉄山田川駅周辺の構想がまとまりました。 2021年度から2024年度までの計画は 路線バス ◎ノンステップバスの導入(奈良交通バス・精華 町くるりんバス) 近鉄山田駅 ◎構内スロープの勾配緩和 ◎改札口からホームまで連続した視覚障がい者 誘導用ブロックの設置 駅前広場 ◎歩道の小規模段差の解消 ◎バス案内表示の改善 八幡木津線 ◎歩道上のU字型のバリアの改善 ◎点字ブロックの改善・充実 がそれぞれ諮られます。 長期的(2025年度から2030年度)にかけては、駅では、トイレのバリアフリー化整備(オストメイト対応トイレ、洋式トイレの導入など)と券売機の車いす利用者に対応した改善。 駅前広場では、視覚障がい者誘導ブロックの修繕(黄色、提示サインの統一、連続性の改善)などです。 計画に沿って一日でも早く実現できるように望みます。 また、重点整備地区には、JR祝園駅、近鉄新祝園駅周辺地区及びJR下狛駅、近鉄狛田駅周辺が設定されています。順次、バリアフリー化事業が推進されます。 JR下狛駅、近鉄狛田駅周辺の基本構想が令和4年度の策定が予定されています。